足底筋膜炎
- 動作の開始時に足裏が痛い
- 運動をしていると徐々に足の裏が痛くなる
- 立ち仕事をしていて足裏が痛くなる
- 長時間座っていて動き出す時に痛い
- ヒールを履くと痛くなる
どうして足底筋膜炎になるのか
足底腱膜は足の土踏まずを支える大切な役割があり、歩行、ランニングにおいて、地面からの足への衝撃を緩和するクッションの役割をしてくれています。
その足底腱膜にランニング動作、陸上競技などのスポーツ、長時間の立ち仕事などで強いストレスがかかり、そのストレスの繰り返し(オーバーユース)により足底腱膜に炎症がおこり痛みが発生します。
また、ふくらはぎの筋肉や足裏の硬さ、扁平足、間違ったフォームなどによる体のゆがみも足底腱膜の痛みの原因の一つになります。
放っておくとどうなるのか
治療が遅れてしまうとなかなか痛みが引かなくなり慢性化してしまいます。
強い痛みがある為に正常な歩行が出来なくなる事で痛みが出にくいようなかばう動作をしてしまい、膝や股関節などに痛みが発生する事があります。
また、痛みが長期間に及ぶと、かかとの骨の一部がトゲ状に変形(骨棘形成)してしまう場合もあります。
ですので、症状が出たらなるべく早く適切な対応をすることが重要になります。
当院での施術方法
炎症がある(痛みが強い)場合は電気治療による痛みの緩和や、動作指導。また足裏のクッション性を補うためのパッド等を使い、患部に負担がかからないようにします。
症状が落ち着いてきたら足裏の筋肉、ふくらはぎの筋肉の緊張を和らげるためのマッサージ、足底腱膜の負担を和らげる為のサポートテーピングなどで対応します。
運動している人には運動量の指導や、足底腱膜に関係する筋肉の強化指導や、自宅でも出来るストレッチや予防の為のトレーニングの方法などをお伝えします。